中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

2020年度岐阜県予算に関する要望書 [県警本部]

2019年11月26日 9:20 am
カテゴリ: 毎日の活動

2020年度岐阜県予算に関する要望書

県警本部

  1. 県道岐阜・羽島線と県道羽島・茶屋新田線の交差点、大西交差点の歩行者用信号機について。現在、県道岐阜・羽島線が青の時、この歩行者用信号機は青になります。通常であれば歩道と同じ方向である、県道羽島・茶屋新田線が青の時、歩行者用信号機も青になると思われます。現在、県道羽島・茶屋新田線が青であっても、歩行者用信号機は赤であるため、長時間待たなくてはなりません。県道岐阜・羽島線の青の時と県道羽島・茶屋新田線が青の時も歩行者用信号機を青にして、横断できるようにしてください。
【県回答】要望のあった交差点については、横断者用地下道が設置されていることもあって、現在信号サイクルでの運用となっているものと考えられる。しかし、現在の運用だと、特に階段の使用が困難な横断者にとっては、信号の待ち時間が長くなるといった事情もあるので、県道岐阜羽島線、県道茶屋新田線の車両信号が青の時は、要望の通り、歩行者用信号も青が表示されるよう運用変更を行っていくこととする。
  1. 関ケ原町玉の県道と広域農道が交わる交差点で、交通事故が起きています。今後も事故の危険性が高いため、信号機をつけてください。
【県回答】要望のあった交差点については、交通量や交通事故の発生状況からも、信号機により交通整理を行う必要性は乏しいと認められる。なお、当交差点については、信号機設置以外の交通安全対策として、大型規制標識の設置による一時停止規制の明確化など、道路管理者等の関係機関と連携を図り、交通事故防止のための必要な対策を実施していくことを検討している。
  1. ゾーン30の適用地域を拡大と共に、スピードが減速されるようハンプ等を設置してください。市橋校区は岐阜県で一番交通事故が多いところで、JR西岐阜駅の乗降客数は岐阜県内3番目に増えています。鏡島校区と合わせると高校が3校、中学校が1校、小学校2校と子どもも多く、人口もますます増加し発展する街です。市橋、鏡島校区の通学路にゾーン30を適用し交通鎮静化を実現してください。
【県回答】岐阜県におけるゾーン30の設置状況は、今年7月末までに県内55箇所を整備している。今後も適切な場所への整備を進めていくとともに、ゾーン内における速度抑制にむけたハンプ等の物理的デバイスの設置に関する道路管理者への要望も行っていく方針としている。そのため、市橋小学校区内については、本年度中にゾーン30を整備する予定にしており、また、鏡島小学校区内についても、今後必要な安全対策を検討していく方針としている。
  1. 県道安食粟野線の十六銀行粟野グランドの交差点は、変形5差路になっていて危険なことから、信号機設置などの安全対策をお願いします。
【県回答】要望のあった交差点については、岐阜土木事務所と協議をして、H28年に外側線の引き直し、埋め込み型の反射板の設置、規制管理のカラー舗装等を設置しているほか、交通規制についても、交差点東側に横断歩道を設置して安全対策を講じていて、交通事故の減少効果も認められている。信号機の設置については、道路幅員が狭く、交差点形状が複雑であることに加え、縦道路の交通量が少ないといったことから、信号機による交通整理を行った場合、交差点内における交通の危険性が増大してしまう恐れがあることや、交通が混雑する原因となる恐れがあるため、困難と考えている。
  1. 西部縦貫道の上尻毛八幡(長良川ビラ北)の交差点付近に新たにスーパーが増え危険なので信号機を設置してください。また現在の横断歩道の位置は使いにくいので南(コスモスの前)に設置してください。
【県回答】要望のあった交差点については、東西道路の交通量が少なく、現状の交通環境では、信号機により交通整理を行う必要性が乏しいと考える。交差点東側道路の幅員が狭いことに加え、交差点西側においては、交差点が連続していくことなど、信号機の設置の困難な道路形状になっている。横断歩道の位置については、横断歩道利用者の利便性のほか、横断中や横断待ちをする際における安全性も考慮して、決定していて、現在の横断歩道についても、こういったことを踏まえ、利便性、安全性に優れた場所として設置している。使いにくいという理由で、仮に現在の設置場所から交差点南側に変更しようとすると、交差点直近の南西の踏切にかかってしまう場所か、交差点から相当離れた場所となってしまって、横断待ちの歩行者が左折車両に巻き込まれる危険性が生じたりすることや、歩行者が遠回りを避けるため、横断歩道を使わず、交差点付近を横断してしまうことにつながって、交通事故の危険性が増す恐れがあるので、横断歩道を現在の位置から南側の位置に設置する必要性も乏しいかと思う。
  1. 小中学校の通学路、保育園の散歩コースの安全確保のため、キッズゾーンの設置、ゾーン30の拡大をしてください。
【県回答】大津市で発生した交通事故を受け、県警察では関係機関と連携して、幼稚園等における園外活動等の実態把握と現場点検を行い、必要な交通規制の検討や道路交通環境の改善の申し入れを行っているところ。ゾーン30については、本年7月末までに県内55箇所を整備している。今後も適切な場所に整備に努めていく。なお、キッズゾーンについては、現在国において、キッズゾーンの創設について検討していくものと承知しているので、検討結果を踏まえ対応していくこととなる。
  1. 国道257号線から中津川市民病院に行く追分信号に北から南への進行方向は朝ラッシュ時には右折しにくいとの昨年の要望に対し、右折の矢印信号をつけるという回答でしたが見通しはどうでしょうか。
【県回答】要望のあった交差点に対する右折矢印信号の設置については、信号機の改良工事にむけた諸準備を進めていて、本年11月中には工事が完了する見込みとなっている。
  1. 坂下・落合から苗木八幡の市道(以前は広域農道)から国道257号線へはとりわけ朝のラッシュ時の右折が困難なので、手動式の信号機をつけてください。昨年の要望では交通量をみながら調査し検討したいという回答でしたが、検討の結果はどうなりましたでしょうか。
【県回答】要望のあった交差点に関して、調査の上検討したが、当該交差点については、一定の交通量があるものの、信号のある交差点に隣接していて、仮に信号機を新設した場合、信号無視を誘発するなどにより交通の危険性が増大するといったことや、道路が混雑し、信号機による交通整理の効果がしにくいといったことが考えられる。そのため、要望箇所に信号機を新設するには、隣接交差点の信号機を廃止、つまり信号機の移設を検討しなければならないが、移設に反対する地域住民の意見もあり、現段階では移設設置は困難というのが現状。今後とも交通量や住民の要望も踏まえつつ、信号機の移設について検討を続けていきたいと考えている。

 

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