中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

厚生環境委員会の調査報告その①

2019年10月30日 2:33 am
カテゴリ: 毎日の活動

041EA08A-3074-4907-A90E-266E3DBD04FE F4B6FE02-C23F-41F9-9FC8-11DDD4863541 47431356-777B-45DC-A6CD-CA38B770F2D0 AEE08586-E425-455D-984B-F9C595EAE6D8 9177F380-2426-4692-BAE2-E1A2E58C460B

おはようございます。
週明け月曜日から香川県へ委員会視察にきています。
‪ということで、視察報告第一弾です。

【厚生環境委員会の調査報告その①】

まずは、香川県三豊市「バイオマス資源化センター」へ。

ここは「燃えるゴミ」を焼却し埋め立てるのでなく、活用する新しい取り組みをされていて、全国から注目されています。

‪高度な技術が必要なものの、現場で説明をいただくと仕組みはとてもシンプルです。
収集した可燃ゴミを微生物の働きによって17日間発酵・分解させるというもの。
その時に70度ほど発熱するため、含まれる水分は完全に蒸発し殺菌・脱水ができます。

ここではそれを圧縮し、親会社である製紙工場で石炭に代わる燃料として活用しているとのことでした。

ゴミ処理をめぐっては、焼却炉の老朽化や埋め立て処分場の用地確保などの面で限界がきていると感じています。
10年ほど前、市議時代に、地元に一般廃棄物の埋め立て処分場が作られる件が持ち上がりました。
焼却する以上埋立地が必要であり、地下水への安全対策などで市議会で何度も要求したことを覚えています。

‪「ゴミは燃やして埋める」という従来の考え方を、おおもとから変えていく必要があるのです。

ただ、可燃ゴミの1/2という大量の燃料が作られるので、石炭燃料を使っている産業の協力が必要なこと、広大な敷地が必要などのデメリットもあるようです。

環境省もこの取り組み後に、焼却炉でなくても補助金の対象に組み込んだとのこと。
他都市では導入に向けて準備が進んでいるそうです。

翌日は瀬戸内海へ出ます。

Pocket

↑ページトップへ行く