中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

使われていない県有施設が多数放置されている問題と、旧総合庁舎の活用を取り上げました

2018年11月14日 3:27 am
カテゴリ: 活動報告

県内に大量に放置されている県の建物について、当初は取り壊し一本で要求しようと思っていましたが、同級生の建築家さんに意見をもらい利活用も提案させてもらいました。

建物を作って壊すの繰り返しの時代ではないことを改めて学びました。

知事とのやりとりで気になったのは、どんどん劣化しているメディコス東隣の旧岐阜県総合庁舎の活用です。
質問で明らかになったのは県の消極的な姿勢。なんとかできないものか。。

中川ゆう子の9月議会質問③
【使われていない県有施設が多数放置されている問題と、旧総合庁舎の活用を取り上げました】

(中川ゆう子)想定を超えた自然災害が相次ぐ中で、放置されている県の未利用建物が崩れ危険な事例があった。
大規模な建設事業を見直し、まずは未利用施設の活用を。さらに崩れそうな建物は最優先で撤去するべきでは?

(知事)県や市町村、民間での建物の利活用を考える。それ以外の施設も取り壊し計画を作り、再来年度中に取り壊したい。

(中川)建築的にも歴史的にも価値の高い旧総合庁舎も放置されている。ぜひ活用を。

(知事)県庁舎の建設を優先。そのあと考えたい。

(中川)県庁舎建設は少なくとも後3、4年かかるため、それでは遅い。他県では10年ほどかけて地元自治体と協議を重ね活用策を作ってきた。築100年を迎える6年後には、県民に開かれた旧総合庁舎に。

(知事)今から検討はしていきたい。必要があれば岐阜市とも。

※ 県は大規模な建物の建設はどんどん進んでいますが、古くなった施設の利活用や取り壊しは進んでいません。
今回の質問で、取り壊し分は再来年度中に行うことになりましたが、利活用は消極的です。
さらに、県有施設の整備のために貯められている基金(230億円)は新県庁舎建設にほとんどを使ってしまう計画です。

中川ゆう子

 

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