中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

中川ゆう子県議会ニュース6月号

2015年6月5日 12:33 am
カテゴリ: 活動報告

野党ただひとり、県議会に臨む

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 「新人県議」に聴く

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4月の県議選で押し上げて頂いた中川ゆう子新県議に、早速議会に臨む心構えなどを聴きました。

大きなご支援で県議会に送り出していただき、唯一の野党の議席を回復させることができました。「選挙が終わってからが私の本番」と気を引き締め、任期初日は臨時議会議案の聞き取りから始めました。これからも声をまっすぐ県政へ届けるため全力を尽くす決意です。また、県議会をもっと身近なものとして知っていただくために、この議会ニュースを毎月発行する事にしました。ご感想やご意見、お待ちしております。今年度は、企画経済委員会と観光交流拡大対策特別委員会に所属することが決まりました。特に企画経済委員会は、私自身が市議時代から取り組んできた雇用問題を議論する委員会です。国では派遣の制限をなくす、労働者派遣法の改正が審議されていますが、「正社員で働きたい」という若者の思いを踏みにじるもので許されません。また、いわゆる「戦争立法」と言われる法整備は真っ先に日本の若者が犠牲になり、有事には県内の自衛隊関連施設も攻撃対象にされかねない危険な動きです。こうした問題に対し、選挙でお約束した「最優先。雇用と福祉、くらし応援」の立場を最後まで貫き、声を上げていきます。今後ともよろしくお願いします。

なかがわ ゆうこ

1980年5月生
岐阜市三輪生まれ。小中高と市内で育つ。立命館大卒、コープぎふ職員としてトラック配送をする中で暮らしに寄り添う政治の役割を痛感。岐阜市議2期8年。15年4月から岐阜県議。企画経済委員会、観光交流拡大対策特別委員会に所属。

3分で読める5月県議会ダイジェスト

正々堂々討論に立つ

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中川ゆう子県議は、臨時議会で反対討論に立ち、堂々の県議会デビューを果たしました。問題は法人事業税の税率変更(外形標準課税対象企業)の議案です。黒字企業はさらに減税し赤字企業は増税される趣旨であり、税金が所得に応じて課税されるという原則とは真逆です。これでは企業間の格差はさらに広がってしまいます。対象企業は県内で約1500。そのうち、増税される企業も少なくないと思われます。加えて、赤字企業が人件費などのコスト圧縮を招く恐れがあると指摘。雇用や賃上げにもマイナスの影響を与えかねません。本来、政治の役割とは厳しい経営状況の中踏ん張って雇用を守っている企業への応援策を考えることではないでしょうか。今臨時議会で、上程された議案に対し登壇したのは中川ゆう子県議のみでした。「共産党以外は討論なし、45対1県議会」の構図は相変わらずで、早速「モノ言う」共産党議席の存在感を示しました。今後も県民目線で県政を厳しくチェックするため、正々堂々議場で発言をしていきます。
 議案  共産  自民  県ク※  公明  無所属
 監査委員の選任同意  ○  ○  ○  ○  ○
 H26年度一般会計補正予算  ○  ○  ○  ○  ○
 岐阜県税条例等の一部改正  ●  ○  ○  ○  ○
※県民クラブのこと ○同意、承認 ●非承認

6月議会の日程

 6月16日 議会運営委員会
 6月23日  開会、議案上程
 7月1日  本会議一般質問
 7月2日  本会議一般質問
 7月3日  本会議一般質問
 7月6日  常任委員会
 7月8日  議会運営委員会
 7月9日  討論・採決、閉会

傍聴ご案内ハガキ希望者募集

―飛び交うヤジ、議場の臨場感ー

インターネットやテレビでも県議会は傍聴できますが、議場の細かい音までは拾いません。「ただひとりの野党」中川ゆう子の論戦を、臨場感たっぷりの傍聴席から見守って下さい。質問日と項目が確定次第、WEBへの掲載に加えて傍聴ハガキを発送しています。希望される方は下記まで。

058-229-3315(FAX)
kyousan@govt.pref.gifu.jp

4、5月の主な活動紹介

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スタッフ部屋より

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スタッフは5月16日、県内企業の取り組みを勉強するために「ビジネスプラス展in SEKI」へ行ってきました。高い技術力と専門性をもつ企業や、正社員100%など「ホワイト企業」としての成長を目指す企業など、出展企業の個性が光る企業展でした。中でもスマートフォンを手放した社員に月5000円のボーナスを支給する「デジタルフリー奨励金」制度を導入し、会話を増やし、アナログ思考を養う取り組みをしている県内企業経営者の講演に感銘を受けました。同社はパートの正社員化を進め、現在は「残業ゼロ」のために知恵を絞っているそうで、いずれも「業績を上げるために必要なこと。少数派にならないと生き残っていけない」と言います。今の政府が進めている「雇用破壊」の方向と、真逆の手法で成果をあげている現場の実践に、大きなヒントを得た思いです。

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