中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

【6月議会】質問と答弁3 社会的(予防的)検査のさらなる対象拡大について

2021年7月6日 11:00 am
カテゴリ: 活動報告

3.社会的(予防的)検査のさらなる対象拡大について

感染対策の柱の一つとされている予防的検査、いわゆる社会的検査についても伺います。

社会的検査の対象を、デイサービスなどの通所型やヘルパーなどの訪問型まで広げる補正予算が、今議会に出されています。とても重要な取り組みに感謝申し上げます。

さらに、他県や市町村やでは独自に検査の対象を広げ、検査を繰り返しながら集団感染になる前に感染拡大を防ぐ取り組みがうまれています。笠松町では小中学校の教職員や放課後指導クラブ指導員を対象に、2週間ごとに検査キットを配布。子どもや家庭への影響を最小限に抑えることを目指す先進的な取り組みです。

このような学校、特に特別支援学校、保育所、幼稚園など、マスク着用や三密回避ができない、重症化リスクの高い方々と接する場における検査の実施は私も重要と考えます。

そこで質問します。ワクチンがいきわたるまでは、検査を繰り返し行うことが感染の波を抑える決め手になると思われます。今年度、実施された社会的検査の評価、また今後の検査対象の拡大についてのお考えをお聞きします

【健康福祉部長】

これまで、県内の全ての市町村における高齢者・障がい者入前施設を対象に予防的検査を実施してまいりました。現時点で、延べ1783施設、51057人の施設従事者の検査を実施し、7人の陽性が判明しておりますが、予防的検査による陽性者の早期発見により感染拡大を未然に防ぐことができたものと評価しております。

今後は、対象を福祉施設の通所系・訪問系の事業所やケアマネ専業所にも拡大することとし、未定例会にそのための補正予算を上程しているところであります。

ご指摘の学校や保育所については、人と接触する機会が多く感染拡大防止の観点から実施する意義はあると考えますので,例えば、重症化リスクのある生徒を抱える特別支援学校からまずは予防的検査を開始するなど、対象拡大の方策を検討してまいります。その際にはワクチン接種の進捗状況を見極めつつ、関連部局と連携し、より効果的な感染拡大防止につながるよう取り組んでまいります。

2021.7.2代表質問

Pocket

↑ページトップへ行く