2016年9月19日 7:31 am
カテゴリ: 活動報告
この半年間の議員活動を総まとめ
全県から寄せられた県への要望は150項目以上に。県内の日本共産党地方議員と一緒に丸一日かけて県当局と予算交渉を行いました。生活道路の安全対策、河川改修、介護の充実や公共交通、原子力災害対策、国の安全保障など盛りだくさん。特別支援学校の施設改修や教員の待遇改善について「現場の声をよく聴き、実態を掴んだ上で対応したい」と、6月議会の答弁より前向きな回答があるなど、前進したものもありました。
皆さんの声が県政を動かす力になります
議員の仕事の第一は、行政の予算の使い道や、制定する条例などを住民目線でチェックすることだと考えます。その際に大切にしたいのは、様々な立場の人の声をよく聴くこと。下の4枚の写真は左上から「報告会などで意見交換し、要望を聴く」「現場に赴き、実態を知る」「県の担当課からヒアリング」「それらを基に質問する」というサイクル。この流れが毎議会、中川ゆう子が質問に立つ原動力になっています。毎回の議会で、必ず質問をしています。
3月第1回定例会
県庁建て替え計画はムダを省きスリム化し、各県地域事務所を充実させ災害に備えるべき、と提案10年で病床3000削減の計画は高齢化社会に合わないと指摘。削減を押し付けない、と答弁を得る
新年度予算の組み方が偏っていると指摘。生活道路補修や、福祉・医療などに重点配分を、と提案
6月第3回定例会※
住宅のリフォームと合わせた耐震補強補助を提案。原発の危険性を指摘し避難計画の見直しを提案特別支援学校の教室不足や非正規講師の待遇について実態を告発。教育長は個別改善をすると約束
親亡き後の障がい者支援について、安心して地域でくらし続けられる支援施策を作ることを求める
橋の杭打ちデータ偽装疑惑の告発について、過去の検証が不十分だと指摘。県は再発の防止を約束
※第2回は5月の臨時議会。中川ゆう子は討論をしています。
県債残高(借金)のグラフ。ピンク色部分の県債部分は減っているが、青色部分の臨時財政対策債は増加。新年度の新たな県債は1,000億円を超え、県民への負担は増す一方だと3月議会で指摘した。
発表された新県庁舎基本構想。現在の1.6倍の面積に。迎賓機能などの必要性や約550億円とも言われる予算規模の妥当性が問われている。
中川ゆう子が紹介議員になった請願
安保関連法の廃止を国に求める請願(3本)
長良川河口堰の運用見直しと試験開放を求める請願
所得税法56条の廃止を国に求める請願
子どもの医療費無料制度の拡充を求める請願
請願(せいがん)とは
議会には誰でも「請願」を出すことができます。自治体や国に求めたいことを文書にし、1人以上の紹介議員の署名があればOK。議会にはかられ、審議されます。「住民が提出できる議案」と言えば解りやすいかもしれません。質問、その後。早速動き出しています。
① 昨年12月議会で給付型奨学金制度を提案。今年度Uターン就職で返済が免除される奨学金制度が実現しました6月議会では自民・公明・県民ク・共産で共同し給付型奨学金の創設を求める意見書を全会一致で国に提出しました。奨学金についてのお問い合わせは清流の国づくり政策課058-272-8078へ
② 昨年12月議会で「ひきこもり支援の取り組み」を質問。今年6月、岐阜市鷺山に「岐阜県ひきこもり地域支援センター」が開設され、2人の相談員が活動中です。やっと岐阜県でもひきこもり支援が始まりました。今後も安心して相談できる環境づくりや現場の職員増を求めていきます。
ひきこもりについてのご相談は岐阜県ひきこもり地域支援センター(月~金9:00-17:00。TEL:058-231-9724)へ
県議会、県政トピックス
3月第1回定例会
中川ゆう子も検討委員会に加わり、昨年から超党派で議論を重ねてきた「岐阜県中小企業・小規模企業振興条例」「障害のある人もない人も共に生きる清流の国づくり条例」が全会一致で成立。今後は具体的政策に繋がるよう取り組んでいきます。6月第3回定例会
毎議会、「安保法制廃止を求める請願」の紹介議員になり採択を求めてきましたが、初めて県民クラブ(6名)が本会議で請願の不採択に反対。県議会でも共闘が生まれました。自民党の一部の議員が本会議中に議場を離れ参院選の選挙活動をしていたとの報道を受け、厳しい対応と再発防止を求め、議長に申し入れを行いました。
この半年間の主な活動をご紹介します
欠かさず続けています
毎週、市内各地で定期的に街角県政報告を続けています。身近なテーマから議会のことまで、語ることは盛り沢山。今後も続けます。
貴重な意見交換の場
各地で意見交換型の議会報告会を開催しています。出されたご意見が質問の力に。この日は深刻な介護問題も話題になりました。
請願にこめられた願い
毎議会、様々な請願の紹介議員になっています。6月議会では「安保法廃止を求める請願」に県民クラブが初めて賛成。請願者も大喜び。
衝撃の「1.6倍増」に
かかみがはら航空宇宙科学博物館のリニューアル予算が突然1.6倍の約49億円に。5月臨時議会後の委員会で県の姿勢をただしました。
地場産業を調査しました
企画経済委員会の視察で県内各地へ。実際に美濃鷲和紙の紙すきを体験。伝統を守り産業としてどう生かしていくか大切な課題です。
安全、安心な生活道路を
関・本巣線や藍川橋の拡幅や歩道設置を求める会議に出席。生活道路の安全性や利便性を高める公共事業は急務。推進していきます。
初めて聞く新県庁構想
県庁建て替え構想を中川ゆう子が県から聞く機会に多くの方が同席。規模や既存施設の利活用など幅広い質問や意見が相次ぎました。
現場の実態を取り上げる
写真は障がい者作業所「第二いぶき」を見学させて頂いた時のもの。この時学んだ事を活かし、親亡き後の障がい者支援について質問。
「スタッフ部屋」より
みんなの議会傍聴記
6月議会の最終日を傍聴しました。子どもの医療費助成を拡充する請願があっさり不採択になってガッカリ。でも中川県議が採択を主張して堂々と討論してくれました。私たちの思いを代弁してくれたようで、とても嬉しかったです。岐阜市在住 60代女性
議会を傍聴しませんか?
中川ゆう子の質問を、ぜひ傍聴席から見守って下さい。皆さんの傍聴が力になります。登壇情報はWEBサイトやハガキでご案内しています。希望者は下記まで。kyousan@govt.pref.gifu.jp
FAX:058-263-4005(山本宛)
岐阜市薮田南2-1-1 議会棟内
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