2016年1月28日 8:24 am
カテゴリ: 活動報告
9か月間の議員活動を振り返って
最優先。雇用と福祉、くらし応援

旧県総合庁舎(岐阜市司町)は、歴史的価値が高く一角が売却されずに残されましたが、現在は使っておらず閉鎖されています。市庁舎、県庁舎の大規模な建て替え計画が出されましたが、こうした現在使われていない建物の活用によって規模を最小限におさえることは可能なはずです。
中川ゆう子の議会質問プレイバック
一歩、また一歩。県政を動かす

6月 第3回定例議会
ブラック企業、ブラックバイトの実態を告発し、県としての調査を求めるリニア中津川新駅建設に伴う中山間農業研究所の面積縮小によるリスクを指摘
安保関連法の県民生活への影響について指摘し、県としての考えを知事に問う
戦争体験の継承などの必要性を指摘。平和を願った取り組みを知事が約束
岐阜市の新庁舎計画について、隣接する旧県総合庁舎の景観への配慮を求める
9月 第4回定例議会
県の事業になる国民健康保険料は高すぎる。実態を告発し、値上げ抑制を求める公共交通の空白地区に約15万人が居住。コミバス支援と交通政策の策定を求める
航空宇宙科学博物館に約30億円。不透明な計画と軍事産業頼みの街づくりを問う
未届け老人ホームの実態を告発。県は指導と施設不足の解消に取り組むと約束
12月 第5回定例議会
県内で正規雇用を増やす取り組みと、県内の若者への奨学金返済支援を求めるひきこもりへの理解と支援センター設置を求め、県は協議会設立と取り組みを約束
県職員の448人が兼務状態にある過重労働の実態を指摘。県は改善を約束
質問、その後。早速動き出しています

「ブラックバイト」対策が前進
6月議会で質問したブラックバイト被害ゼロへの取り組みが一歩前進。質問の中で紹介した厚生労働省のリーフレットが県立の全高校へ通知され、活用が決定。また、弁護士を派遣して労働者の権利を学ぶ取り組みも始まりました。旧県総合庁舎の景観を守ろう
6月議会で質問した旧県総合庁舎について、早速県・市で9回にわたり話し合われ、景観が 度外視された新市庁舎の立体駐車場は総合庁舎から51m離し、高さを抑えた計画に。しかし、 新市庁舎の高層化などには課題が残ります。未届け老人ホーム、その後を追う
9月議会で質問した未届け老人ホームについて、早速県が調査と実態把握。現段階で6つの施設に問題があることが発覚し、県は指導に乗り出しています。この取り組みはこれから毎年行うとのこと。大きな一歩です。県議会、県政トピックス
県議会で起こったこと、決まったことをご紹介
6月議会
自民党の提案で一般質問の回数が制限される。共産党は「議会活性化に逆行する」と反対
存続を求めてきたぎふ清流文化プラザ(旧未来会館)再開が実現しました
9月議会
自民・公明・民主・共産で共同して、教員の労働環境改善や、子宮頸がんワクチン被害者の救済などを求める意見書を国に提出しました
布俣議員が紹介議員となり、県議会に飛騨の産廃建設中止を求める請願が提出され、中川ゆう子が 採択を求め賛成討論をしました(のちに業者が計画の撤回を飛騨市長に申し入れ)
超党派で議論してきた「県議会だより」の第一号 が発行されました
12月議会
中川ゆう子も加わる超党派で「中小企業・小規模企業振興のための条例」と「障害のある人への差 別をなくすための条例」の検討が始まりました
自民・公明・民主・共産で共同して、教員の定数増や、 くい打ち工事の適正な施工の確保などを求める意 見書を国に提出しました
本会議中に「同性愛者は異常」との不適切なヤジがあり、中川ゆう子は「議会として厳しい対応を」 と議長に即日申し入れを行いました
議会ことばMEMO
請願(せいがん)とは
議会には誰でも「請願」を出すことができます。自治体や国に求めたいことを文書にし、1人以上の 紹介議員の署名があればOK。議会にはかられ、審議されます。「住民が提出できる議案」と言えば解りやすいかもしれません。質問回数の制限とは
毎議会、議員は議案や税金の使い方について質問ができます。ところが、昨年自民党の提案で一般質 問が年4回から2回に。県民の代表である議員の発言制限は県民の口をふさぐも同然です。請願の紹介議員になりました

すべての子どもたちにゆき届 いた教育を、と「教員増」や「少人数学級」を国に求める請願 子どもの医療費無料制度の拡充を求める請願
子どもの医療費無料制度の拡充を求める請願
安保関連法の廃止を国に求める趣旨の請願、のべ5本
所得税法56条の廃止を国に求める請願
原発の廃炉、自然再生エネルギー推進を国に求める請願
中川ゆう子のプロフィール

1980年5月、岐阜市太郎丸に生まれる。三輪中、加納高、立命館大卒。コープぎふ職員、岐阜市議2期8 年を経て現在は県議1期目。企画経済委員会所属
この9か月間の主な活動を紹介します
5月臨時議会にて

当選後すぐの臨時議会でいきなり討論。大須賀前県議 が失職後「異議なしで何でも賛成」状態になっていた県議会ですが、住民目線でしっかり意見を言います。
必ず質問しています

3回の定例会全てで代表質問。公約に掲げた雇用問題 を中心に、市議時代からのテーマである公共交通や国保、ひきこもり支援など、お聴きした声が原動力です。
議会報告、続けています

議会ごとに各公民館などで開く議会報告会は欠かせな い取り組み。市議時代から続けています。参加者との意見交換で頂いた声は、次の議会に活かします。
思いの重み、議会へと

思いを届けるため様々な請願の紹介議員に。12月議会 では教員の定員増などを求める請願が出されました。不採択でしたが、同趣旨の意見書が採択されました。
調査と研究、積極的に

他自治体の先進的な取り組みは、実際に足を運んで調査。11月には秋田県藤里町 など3自治体へ。学んだひきこもり支援施策は、12月議会で早速取り上げました。
最優先、くらしの相談

側溝や道路など身近な事から、制度運用に関わる事まで、大小関係なく住民の相談に対応しています。この日は市役所へ。お気軽にご 相談下さい。
街頭からも届けたい

この9か月間、市内各地で定期的に街頭から県政報告。 議会で決まったことや、質問のテーマを決める時の思いなどをお話しています。今後も続けたい活動です。
県予算へモノ申す

県民からの声を集め、来年度県予算について、浸水被 害のあった境川の全面補修や、若者サポートステーション増設など139項目にわたり要望しました
中川ゆう子からのお知らせ
議会を傍聴しませんか?

インターネットやテレビでも県議会は傍聴できますが、議 場の細かい音までは拾いません。「ただ一人の野党」中川ゆう子の論戦を、臨場感たっぷ りの傍聴席から見守って下さい。質問日と項目が確定次第、 傍聴案内のハガキを発送して います。希望者は下記まで。
058-263-4005(FAX:山本宛)
kyousan@govt.pref.gifu.jp