中川ゆう子県議会ニュース2020年4月号(WEB)

新型コロナウイルス感染症対策。
地域経済、県民生活を守る支援策を。

３月議会で中川ゆう子はすぐに使える補正予算も含めた財政措置を知事に求めてきました。
会期中 2 度にわたり補正予算が実りましたのでご報告します。

中川ゆう子の提案
感染拡大防止のためにも自粛と補償は、セットで！

県民の命と健康を守るために実施されている学校の長期休業やイベントの自粛。一方で、長期休校により仕事を休まざるを得ず収入が激減してしまう家庭や、仕事が減り経営が厳しい中小企業、そこで働く人の雇用や収入を守るための生活保障・休業補償はいまだ不十分です。県から国へ予算を求めると共に県としても、貸付でなく無償の財政的支援が必要です。（3/18 現在）

さらにフリーランス、事業者へ休業補償などの支援を

検査医療体制の充実だけでなく、仕事に損失を受け、生活が立ち行かなったフリーランスの方、自営業者への生活の補償と景気対策が必要です。国に予算措置を求めるとともに、国の制度から外れてしまう方々を補償する県独自の救済制度を引き続き求めていきます。

イベント中心の予算を見直し新型コロナ対策型に

医療と検査体制の強化、病院、福祉施設のマスク・消毒液などの物資不足への対応、また、冷え込んだ経済と雇用対策など、早急に実態をつかんで新年度予算へ組み込むべきだと提案しました。特に新年度予算の中心は東京オリパラ関連やねんりんピック、関ケ原古戦場記念館のオープンに伴うイベントであり、現状にあっていません (3/18 現在 )。中川ゆう子は優先順位が間違っていると指摘。予算を思い切って見直し、コロナ対策型へ切り替えるよう求めました。( 右上掲載の議案の賛否表参照 )

3 月議会では新日本婦人の会の皆さんが請願を提出。中川ゆう子が紹介議員となりました。残念ながら議会では中川以外の全議員が反対し、請願は不採択となりましたが、その後も多くの県民が要望した結果、同じ要望が盛り込まれた意見書が全会一致で採択されました。新年度はさっそく県内の要望を41 項目にまとめ提案。今後も新型コロナ対策を求めていきます。（左写真）

コロナ関連の主な議案への賛否一覧

9 月議会質問より
少人数学級の拡充正規の専科教員の配置を

Ｑ中川ゆう子　「いじめ防止に関する基本的なルールの正確な理解と徹底が必要」というが、「求められる仕事量が増え、個別の指導計画の作成、社会的な事件に対する各校での対応、新たな教科や内容の付加、保護者の要求は増す中で、教職員定数は増えない現状。教員の意識改革を求めるだけでは限界」というのが実態。少人数学級の拡大、県独自での正規の専科教員の配置などの見直しを。
Ａ教育長　教員数の増加が必要だが、県単独では多額の予算が必要となるため検討が必要。