中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

議会運営に関する要望を議長へ提出しました!

2020年5月7日 9:52 am
カテゴリ: 新型コロナウイルス感染症



感染が拡大する新型コロナウイルス。県が予算の見直しなどを行っている中、県議会としても明日の臨時議会開会などを踏まえて取り組みを進めるよう要望を提出しました。

議会運営に関する要望

2020年5月7日
岐阜県議会議員 中川裕子

平素より議会運営にご尽力いただき、感謝と敬意を表します。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中で、県民から寄せられる相談や声も多くなっており、議会としての役割がいっそう求められていると感じます。
小川議長のもとで特別委員会を設置し、県議会全体で情報共有や議論が深められていることに感謝もうしあげるとともに、議会として要望をとりまとめていただくなどの取り組みもお願いしたいと存じます。

全国で緊急事態宣言が延長され、岐阜県においては特別警戒地域の指定が続いております。こうした状況を鑑みて、議会運営に関わって別添した項目について要望いたします。

1 議長、副議長の一年交代の慣例を見直してください。緊急事態宣言中は議長、副議長は辞任することなく継続していただきますようお願いします。
※臨時議会は新型コロナ対策関連の補正予算や議案が多数提出される見込みであり、理事者も多数出席しております。新型コロナに関わる議案審議に集中できるようご配慮ください。本来、1年交代というのは地方自治法第103条の趣旨から離れています。

2 定例議会の運営にあたっては、新型コロナ感染症を理由に質問機会の制限や質問時間の短縮などをせず、各議員の発言権を保障してください。
※緊急事態だからこそ、県民の声を届け多角的に議論する役割が求められています。

3 県予算の大幅な見直しが進められておりますが、大規模な県庁舎建設予算の見直しなどチェックするとともに、県議会としても議員報酬の見直し、海外事情調査費の廃止を要望いたします。
※感染拡大防止と医療体制の増強だけでなく、経済対策も課題が山積みです。この事態を打開するためには多額の財政措置が必要であり急務です。

4 議員と議会事務局職員、ともに感染症リスクを下げるため、議員へのお茶出しを取りやめ、喫煙室の閉鎖をお願いいたします。
※全国的には女性の働き方改革の観点から、議員へのお茶出しを廃止する流れであるとともに、不特定多数の方でスポンジやふきんを共有しないことは感染リスクを下げるポイントにもなっております。
※WHOは喫煙が重症化の最大のリスクだと表明しており受動喫煙を完全に防ぐ対策を講じる時と考えます。昨年要望したように本来は喫煙室そのものを閉鎖するべきと存じますが、職員への受動喫煙リスクを下げる取り組みをお願いします。

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