中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

中川ゆう子県議会ニュース9月号(WEB版)

2015年9月9日 10:22 am
カテゴリ: 活動報告

県内各地に若者支援の輪を

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一気に読める6月県議会 中

6月議会では4項目、質問をしました。今月はは「雇用問題」特集。「安保法案」と「旧県総合庁舎」は8月号で取り上げています。「中山間農業」は10月号で取り上げます。

③ 県内各地で若者支援を

Q、中川ゆう子 若者を取り巻く環境は深刻。県内定住を促進するためにもブラック企業の実態調査や若者サポートステーションの増設は必要と考える。商工労働部長の考えは。
A、商工労働部長 県内学生の就職率は回復基調。同年代の非正規雇用の割合は、35.4%。県総合人材チャレンジセンターで多くの求人情報を提供。企業誘致で正規雇用の拡大を目指す。いわゆる「ブラック企業」については、労働基準監督署の昨年の調査などに基づき、適切に対処されているものと理解。厚生労働省では、一斉調査や是正勧告の段階で公表するとの方針。若者サポートステーションについては、設置されていない岐阜市以外は7市で出張相談。その他地域では具体的な要望がなく、現在の体制で十分と理解。
Q、中川ゆう子 若者サポートステーションの利用者数は年間のべ5300人。うち、本所であるアクティブGでは4500人で、来所者数の8割以上。出張相談は「月に何回」というもので本所のような常設ではない。全県7カ所に相談員を派遣していても、全体の1割強しか相談が来ていない。利用者増には、ステーション増設が必要と思うが、いかがか。
A、商工労働部長 ニーズを踏まえ充実を図っている。出張相談のうち、多治見、飛騨、下呂については平成27年度から新実施。現在の体制で対応していく。

9月号グラフ

高校生にもわかりやすく

Q、中川ゆう子 学生のアルバイト先の労働環境も昨今悪化してきている。働く権利や相談する場など、急増する法令違反などをわかりやすく伝え生徒と語る場が必要と考える。教育長の考えは。
A、教育長 高校では、授業で労働者に関する法律や権利を学び、インターンシップなどの実体験を通じて、勤労観、職業観を育成。また、県が作成したパンフレットなどで、労働者の権利や相談機関について、理解を深める取り組みをしている。
Q、中川ゆう子 自分の問題として学ぶため、具体例を示すなど弁護士や相談員との連携も必要。県の配布パンフレットは内容が非常に難しいが、厚生労働省が大学に配布しているものがわかりやすい。県内高校でも配布できないか。
A、教育長 高校でも活用できるかどうか、担当課とも協議しながら、必要であれば、国に要望していきたい。

サポステ2

ステーション利用者数

アクティブG 4,487人
高山出張所1 266人
高山出張所2 215人
可児出張所 158人
郡上出張所 182人
西濃出張窓口 16人
合計 5,324人

H26年度 岐阜県調べ

質問のツボ

若者サポートステーションが常設されているアクティブGと出張窓口では利用数に大きな差が。常設を増やすことで支援を受ける若者を増やせるのは明白です。全国的にはほとんどの都道府県で複数設置されています。広い岐阜県、せめて各地区(岐阜、西濃、東濃、飛騨)に増やす必要があると思います。ブラックバイトの背景には、家庭の経済事情でバイトを辞めたくてもやめられない学生たちの問題があります。知識がないために被害にあっても耐えている若者も。知識を伝えること、相談やサポート窓口が近くにあることは、ブラック企業根絶に必要不可欠です。

9月議会日程表

9月10日 議会運営委員会
9月17日 開会、議案上程
9月25日 請願・陳情締切
9月28日 発言通告期限
9月30日 代表・一般質問
10月1日 代表・一般質問
10月2日 代表・一般質問
10月5日 常任委員会
10月7日 議会運営委員会
10月8日 討論・採決、閉会

傍聴ご案内ハガキ希望者募集

インターネットやテレビでも県議会は傍聴できますが、議場の細かい音までは拾いません。「ただひとりの野党」中川ゆう子の論戦を、臨場感たっぷりの傍聴席から見守って下さい。質問日と項目が確定次第、WEBへの掲載に加えて傍聴ハガキを発送しています。希望者は下記まで。

058-229-3315(FAX)
kyousan@govt.pref.gifu.jp

7.8月の主な活動紹介

活動紹介

「総まとめ」6月議会で決まった主なこと

質問回数を制限

年4回の議会で一般質問の回数を2回に制限。更に代表質問も5名以上の会派か政党所属の会派のみに。発言を減らす事になり撤回を求めます。

災害時の農業施設補償制度の充実

これまでは「全県で1億円以上の被害が出た場合」と条件が厳しかったが、「市内で1000万円以上の被害」と条件が緩やかに。

ぎふ清流文化プラザの開館

休止された旧未来会館は、存続を求める住民の粘り強い取り組みが実り、9月23日にぎふ清流文化プラザとして再開が実現。

 

 

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