2021年8月7日 6:00 pm
カテゴリ: その他
「土地利用規制法」は廃止に!岐阜市での学習会。8月7日、午後。
8月7日、午後に「土地利用規制法」(重要施設周辺土地利用調査・規制)法は廃止に!岐阜市での学習会が自由法曹団岐阜支部の岡本弁護士を講師に招いて、猛暑の中、行われました。昨年の秋からの内閣府での有識者会議などから今年の国会で提案され、コロナ禍のなか、法律を作る意(味立法事実)がないにも関わらず提案され、急いで成立した法律です。日本国憲法のプライバシー権や財産権を侵害することを「合法化」する法律です。
岡本弁護士から問題点で「重要施設」、「生活関連施設」、「注視区域」などあいまいなままの言葉が並べられ、範囲があいまいで「おおむね1000m」、「おそれがある」などひろく、首相の権限が強大でできないことはないようにも受け取れること、プライバシーが知らないうちにやり取りされること。
財産権にたいして過度な制限があること、「土地利用審議会」ができるが委員は首相の任命、首相は聞く必要はないこと、調査に関しての罰則があることなど様々な人権や人々の生活に制限や影響があることを指摘されました。
質疑の中で自治体や住民のなかにこの法律の内容を広め、自治体や行政機関のあり方を変えていくことが大切だという声が寄せられました。貧困やコロナ禍等の困難な状況を戦争や争いごとで人々の話題をそらしていくことに気を付けていくこと、人権を大切にしていくことを確認しあいました。
生活や営業に影響をなくすために大いに声や状況を伝えてください。