中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

岐阜県指定金融機関の指定について、賛成討論しました

2019年3月20日 3:22 am
カテゴリ: 活動報告

中川ゆう子の討論

議第58号 指定金融機関の指定について 原案に賛成

まず最初に申し上げておきたいのは、指定金融機関の指定は、その金融機関によほどの不正や不適正な事案が無い限り、直接業務にあたる行政の意思を最大限尊重すべきというのが基本的な考えです。

過去の議事録をすべて読ませていただき、これまでの経過も確認しました。
H25年9月定例議会において、従来の十六銀行の指定が否決。同議会で大垣共立銀行を指定するという議案が再提出され議決されました。その理由として、競争原理の導入と、それが県民サービス向上につながるとのことが、あげられておりました。

また、当時の総務委員会では、県議会最大会派からの提言も紹介されております。ここでは、
「十六銀行と大垣共立銀行による交代制の導入」
「交代は5年ごと」
「交代の当初は大垣共立銀行とし、例えば選択制などの競争性原理が働くよう検討」
という提案内容が紹介されたのち、十六銀行の指定について否決され、そののち、大垣共立銀行の指定が議決されました。

今回、県の説明によると、一定の要件を満たす金融機関に対し、書面提出を求めた結果、2つの金融機関が希望を表明。その2行に対し、経営の規模、健全性、安定性、利便性など調査を実施し、多角的に検討され、両行とも遜色がなかったとのことでした。

私自身、システム改修のコスト、職員負担を考えると、交代制の導入には少々疑問も感じます。

しかし、現在の大垣共立銀行に代わり、H32年度から5年間は十六銀行を指定し、その後は、5年ごとの交代を基本とするという県の提案は、過去の議会での議論を踏まえ、県議会最大会派の提言を最大限受け止めた形でもあり、納得のいくものであると考えます。

委員長報告は否決でありましたが、原案に賛成いたします。

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