2018年1月31日 12:43 pm
カテゴリ: 毎日の活動
熊本県西原村へ。
熊本地震の本震で震度7を記録し、西原村内の半分以上の家屋が全半壊。死者8名、負傷者56名という深刻な被害の中、備蓄食料不足や災害復旧に携わる職員の不足など課題が生まれたそうです。
また、県との関係では、会議は発災後10日以上経ってからだったそうで、現場の村職員には県の取り組みなどの情報が入ってこなかったという課題も出されました。
実際の仮設住宅を見せていただくと、同じ規格でも壁の有無やドアによって住み心地が大きく変わることも実感。
メーカーによる違いや間取りの心配りが、被災者の暮らしやすさに大きく影響することもわかりました。
現在も1168人の村民の方が仮設住宅で生活されており、高齢者にとってはローンや借金が困難で自力で住居を確保できない問題も出ているそうです。
復興住宅建設にも着手され始めたばかり。(17.12.31)
国を挙げて生活再建を支援していく必要があるととともに、様々な貴重な教訓を岐阜県の計画にも反映させていきたいです。
中川ゆう子