2016年9月22日 2:49 am

カテゴリ： 活動報告

全議員対象の議案説明会にて

森の恵みを学ぶ、というコンセプトに照らして

昨日は本会議後に議案説明会。補正予算の中に、森の恵みおもちゃ美術館（仮）の駐車場整備に、60台分10億円という予算が出されびっくり。

この施設は、木のおもちゃで遊べるもので、木育が目的で、県立美術館や図書館がある宇佐地区の旧友愛プール跡地に建設予定です。本体の美術館建設は岐阜県産の木材を使った木造平屋で3億円程の予定とのこと。今回の補正予算は、周辺に土地が無く地下駐車場になってしまうため60台の駐車場に10億円とのことですが、まさに「餅より粉が高い」印象。

ここにはすでに図書館と美術館用に400台の駐車場があります。普段はそこまで混んでいませんが、イベント時には満車状態で周辺にも迷惑がかかっているそうです。10億円かけて60台分作ったところで抜本的対策になりうるのか、検証が必要だと感じます。１つ大きな問題は、この地域の公共交通が不便だということがあります。

豊かな森の恵みに触れ学ぶという施設にしたいなら、せめて近隣の方が公共交通で通えるよう公共交通の改善も模索すべきだと要求しました。この意見は委員会審査に提出されます。他にも建設場所を変えるべきではという意見もありました。

うーん、どうすべきか。議案が出された直後ですので、これからさらに考えます。

中川ゆう子