2021年3月28日 9:00 am
カテゴリ: その他
保険医協会定期総会に総会にメッセージを送りました。
2月28日に岐阜市内で開催された岐阜県保険医協会第44回定期総会にメッセージをお送りました。「第44回定期総会の開催、おめでとうございます。
いつも住民の命と健康を守るため地域医療の最前線で奮闘いただいていることに深く感謝申し上げます。
この1年、新型コロナによって浮き彫りになったのは、長年の社会保障費抑制策によって医療や福祉分野が新型コロナ感染症拡大に対応できない脆弱なものになっているという事でした。しかしこうした現状の中でも、政府や岐阜県はさらに公立・公的病院の統廃合、病床削減、高齢者の窓口負担2割などを推し進めようとしていることに危機感を覚えます。
今こそ、医療に効率性を過剰に求め、削減や統廃合を進めるのではなく、皆様が求めておられるような「住民誰もが必要な医療を受けられる社会」を作っていく事が政治に求められています。今年は、新型コロナによって浮き彫りになった課題と向き合い、政治のあり方を根本的に変える年になるよう、私も全力を尽くしてまいります。
皆様の力強い運動にご期待申し上げるとともに、今後ともご意見ご要望をお聞かせいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
来年はぜひ皆様にお目にかかれる状況になっていることを祈っております。」