中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

今日から決算特別委員会が始まりました.(11/5まで)

2020年10月27日 10:30 am
カテゴリ: ゆう子の一言

今日(11月26日)から決算特別委員会が始まりました(11/5まで)

予算を要求したり新しい制度を提案するのと違い、昨年度1年間で執行した予算について審査します。県事業をしっかり把握するだけじゃなく、その効果や課題をまとめておくなど必要です。
財政健全化の指標について代表監査委員の方に質問します。

※討議要旨(メモ)です。

Q.「将来負担比率がピーク時より改善」と監査で評価されているが、ここ4年の状況はどうでしょうか?
→県債(借金)増額とコロナが要因と見ている。
Q.全国的な比較から見るとどうか。岐阜県財政としてはどういう特徴があるか? ※県債の中に含まれている臨時財政対策債(国からの地方交付税不足を補填するため地方がかわりに地方債で借金する)や新型コロナは全国共通の要因では。
→本年の公債費比率は改善しているが、確かにこれらの借金は20〜30年返済のため負担は今後にくるということ。
今ただちに危険というわけではないが今後は注視が必要と見ている。
代表監査はさらに「県債(借金)であっても大事な事業は実施する必要がある」(要旨)が、それも同意できます。
借金の返済が増えれば、将来「必要な事業」ができなくなる危険を示しているのがこの将来負担比率の悪化です。
例えば、新県庁舎建設は必要だという意見は否定しないけど、予算規模が増額していくことは別の問題です。

こういう事を続けていけばどうなるのか?

知事は監査意見を真摯に受け止めることも必要だと思いました。 そして議会の役割も問われます。
これらが本当に必要な事業だったのか?適正な予算規模だったのか?を審査するのが、決算審査です。

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