2020年9月3日 9:24 pm

カテゴリ： 毎日の活動

 

みどり福祉会が高齢者介護で面談。９月３日午後。

９月３日午後、社福法人みどり福祉会（4事業所）と県高齢福祉課が高齢者福祉の拡充や感染症対策で面談をしました。

高齢者施設でコロナ陽性が判明した責任者の方が教訓を話していただきました。

全管理職が2週間連日深夜まで対応に追われたこと。間違った偏見と差別に苦しみながら、 批判と感染の恐怖でメンタル対策チームを立ち上げて取り組んで、 クラスターに発展させず収束し一安心したと報告がありました。 保健所や市の丁寧な対応に支えられたことも記憶、記録したいことです。大いに学び次につなげたいことです。

介護保険制度が作られ20年経ちます。職員の待遇改善は程遠く、職員不足も深刻 この制度は、国の意向が反映される事と内容を充実させれば保険料に跳ね返る構造のため、現場も自治体も矛盾と葛藤を抱えているなか、 そもそも人がどう生きてどう最期を迎えるかという事を採算性や効率化で議論しててよいのでしょうか。

濃厚接触が避けられない介護現場では、感染防止策はもちろん、感染発覚時の具体的な対応マニュアルと手順などで苦心しているとのリアルな声があり、 さらに今は、次の福祉計画策定も迫っていて（サービス縮小と負担増の矛盾が焦点）課題山積です。

同席していて、必要な施策の充実の決意を新たにしました。