岐阜県議会棟には壁の一面に素敵なステンドグラスがはめ込まれた部屋があります。

昨日はなんとこのお部屋で請願を提出できるようにしてくださいました。

実はこのステンドグラス、メディコス隣の旧県総合庁舎・旧県庁（岐阜市司町）北側を取り壊した時に議会棟に移設したもの。

長良川鵜飼と養老の滝がデザインされたものだそうで、旧県庁であり旧総合庁舎の歴史的価値を記した報告書にも記載されているものです。

この旧総合庁舎南側は歴史的価値が高いと各方面から声が上がり県は残すことを決めましたが、
取り壊した北側の建物の一部もこうして移設されて残っていることに驚きました。
なんとか歴史ある建物を引き継いでいこうという当時の県や県民の思いを改めて感じられるのがこの部屋です。

しかし肝心の旧総合庁舎南側については「耐震化し住民に公開を」と要望していますが、残念ながら「県庁舎建設に費用がかかるため」とのことで実現していません。
ここだけでなく、県内各地で県有建物を管理も活用もせず空き家のまま放置されているし
その一方で、多額のお金をつぎ込んで県庁舎のように新しい建物をどんどん作る。。。
こういう時代はすでに終わっていると思うんだけどなぁ。

※ちなみに紹介議員になった請願は「選択的夫婦別姓の導入」を日本政府に求めるもの。（新日本婦人の会のみなさんより）
女性だけでなく男性からも民法改正の声があがるようになったことに時代が変わっていることを感じています。
来週の本会議に提出されます。
どうか採択されますように！

Tweet

Pocket