2018年5月12日 12:54 am
カテゴリ: 毎日の活動
昨日はちょうど長良川の鵜飼びらきの日でもありました。
いよいよ鵜飼シーズンに突入です。
私は、長良川河口堰の開門を目指し活動している市民学習会の調査に同行させてもらいました。
議会で河口堰の開門調査の請願採択を主張してきたけど、実際に現場に行くと状況は本当に深刻。
河川環境を守らないと長良川あゆも守れないなとと強く思いました。
揖斐川と長良川の合流地点付近でそれぞれの川底の土壌を採取すると、
揖斐川はさらさらの砂地でシジミもいるのに、長良川(河口堰のすぐ下流側)は炭のように真っ黒のプルプルしたヘドロ。
近い場所なのにこんなに違うのかと愕然としました。
(ちなみに真っ黒なのは酸素がない状態。
なぜ酸素がないのかというと、河口堰で川と海が分断され、海水と真水が混ざる汽水域が奪われたからだそう。)
このヘドロをさわれば、ここに生息していた貴重なヤマトシジミがほぼ全滅してしまったのも分かります。
現場で粕谷先生に教えてもらいながら勉強できました。
さらに河口堰の影響で上流の葦も激減していました。
採取した実物は、明日5/13のメディコスイベントで実際に見ることができますよー!
ぜひ違いを目で確認してみてください。
中川ゆう子