2018年4月11日 11:04 am
カテゴリ： 毎日の活動
（アップしていないことが山のように溜まっているので忘備録も兼ねて少しづつ）
先月のことになりますが、岐阜市の市民会館で開催された前川喜平さん（元文科省事務次官）の講演会はすごい良かったです。
市民会館前であんな大勢で入場待ちをするのは初めて。
ものすごい反響だったようで1350人以上の参加者だったそうです。
ちょうど森友学園の国有地売却を担当された職員さんが自ら命を絶たれたという痛ましいニュースが報道された直後。
会場からの質問に「組織のために個人が犠牲になることはあってはならない」という前川さんの強いメッセージが語られました。
政治的な圧力により組織と個人の良心に挟まれて苦しんでこられたんだと思います。
教育への政治の介入が目立ち、
一人ひとりの尊厳や個性を大切にすることより、自己犠牲や空気を読むことを重要視しつつあることに強い危機感があることも語られました。
いま、なんとなく感じる生きづらさや息苦しさはこれだと思う。
3時間近くの講演会でしたが、あっという間でした。
もっとお話を聞きたいという方、日程が合わず行けなかったという方！
岐阜県内では今月末に高山市でも講演会があります。
ゴールデンウイーク前半、ぜひお出かけください。
中川ゆう子
