2016年4月20日 8:26 am
カテゴリ: 毎日の活動
月3万円、上限100人
卒業後県内で就職し5年働けば、事実上の給付に
昨日の高山市での議会報告会で「Uターン就職者への給付型奨学金制度実現はとても嬉しいが詳しい情報が広まっていない」とのご意見が。さっそく、県の担当課に伝え、これからの取り組みについて話し合いました。
ちなみに、この新奨学金制度は岐阜県から県外の大学へ進学し、下宿しながら通う大学生が対象。月3万円で、卒業後5年間岐阜県に住み働いた場合は奨学金返済を免除し給付型とするもの。2月の新聞報道以降、ほぼ毎日1.2件は問い合わせが来るそうで反響は上々だそうで嬉しいです。
○広報方法は、県のWEBサイト、チラシ(どちらも4月中旬に完成予定だそうです)が中心。各市町村の移住定住策担当者を集めて説明会も行う予定とのこと。
○しかし、奨学金の相談に行くときはたいてい市町村の教育委員会に行くと思うので、教育委員会で「こんな奨学金もありますよ」と声をかけてもらう事も大切です。移住定住担当だけでなく、教育委員会との連携も考えていくとのことでした。
○受付は県の清流の国政策課が窓口。申請書類は、県のWEBサイトに募集要項を記載したページを開設しダウンロードできるようにするとのこと。希望者には県から郵送も可能。
○受付期間は、従来からある県教育委員会の奨学金は4月1日〜5月中ですが、こちらの新しい奨学金は新年度から予算がついたので今年度は少し遅れる。6月中旬まで受付し、7月上旬には本人に結果報告したいとのこと。(最初の支払いのみ半年分18万に。そのあとは3ヶ月ごと9万円づつ)
○その他。
志がある若者を応援することこそ、行政の役割。県には独自の広報紙がありませんが、平等に情報が行き渡るよう市町村と協力してほしい。
また、実際に奨学金月3万円では厳しいのが現実。県として、市町村で上乗せ補助などの取り組みを求めていくのも重要だと要望しました。
制度ができるまで頑張って取り組みますが、制度ができてからの取り組みも大事。議会報告会で出されるご意見は力になります。これからも議会内外で取り組んでいきたいと思います。(スタッフ)