2018年8月24日 11:22 am
カテゴリ: 毎日の活動
2019年岐阜県予算に関する日本共産党の要望(5)
農業の鳥獣被害対策や種子管理、長良川河口堰の運用見直し、河川の災害対策の推進
【農政部】
88、鳥獣被害の中で、現在最も困っているのが猿の被害です。電気柵に対する補助を拡充してください。上石津の高齢女性たちは、夏野菜などを自宅用に作っていますが、電気柵の補助はなく、猿の被害に遭って、元気に働く意欲までなくしてしまうとのことです。(大垣市)
90、種子法が廃止されることにより国や県の管理義務がなくなったが、食物の多様性を確保し食糧の安定確保を図るため、種子の公的管理は必要との立場から、埼玉県や新潟県、兵庫県では独自の条例を制定しています。県においても種子の公的管理を継続し、農家が安全で安心な種子を確保し、農業の振興に資する条例を制定してください。(県委員会)
91、農福連携による就農促進プロジェクトの実施状況において、県の取り組みは極めて遅れています。農福連携を具体的に推進してください。また、農業者や市町村、JA等へ広く周知し、地域全体で障がいのある人の就農を支援する取り組みを強化してください。(羽島市)
92、有害鳥獣の被害を防止するため、市町を超えた広域での捕獲対策を行ってください。(岐阜市)
【林政部】
97、岐阜市北部地区(椿洞)産業廃棄物不法投棄現場における最上部の保安林ついて復旧対策を実施してください。(岐阜市)【県土整備部】
117、水門川上流域の浸水対策について、早期に実施されることを望みます。(参照)「トヨ子&としやの市政報告7月号」 (大垣市)
118、小中学校のブロック塀の撤去に伴い、フェンス等を設置するのに改修費用がかかります。県として改修工事費用に補助をしてください。(多治見市)
119、空き家や民間のブロック塀の撤去に補助制度を拡充する予定です。県の補助を拡充してください。 (多治見市)
120、徳山ダムの放流水を長良川に流す木曽川水系導水路事業について、県は本事業による長良川の環境悪化への危惧を表明し、事業の中止を求めてください。渇水時の河川環境保全、東濃地域の渇水被害の軽減について証明してください。(県委員会)
121、長良川河口堰の運用見直しに向けた調査に着手し、農業用水を使用しない期間にゲートを試験的に開放して「塩害」について調査するよう働きかけられたい。また、長良川河口堰調査検討委員会と県民調査団の運営は県民に開かれたものにしてください。(県委員会)
122、ダムに頼らない河川整備計画を充実させ、長良川支流の亀尾島川で本体建設工事を進めている内ヶ谷ダム建設は中止してください。本事業の費用、便益について説明してください。(県委員会)
123、藍川橋(川島三輪線)は岐阜市北東部の芥見地域と藍川地域を結ぶ橋梁であり、主要3幹 線道路が集中した交通量の多い地点です。朝夕のラッシュ時だけでなく、恒常的に交通渋滞が発生しており、四車線化の早期事業化を要望します。(岐阜市)
124、境川総合治水対策特定河川事業について、早期の河川改修と河川状況の把握など浸水被害を防ぐ対策を促進してください。(岐阜市)
125、がけ崩れなどの恐れのある急傾斜地について地盤調査、補強工事の助成制度を創設してください。 (岐阜市)
126、急傾斜地崩壊危険個所においてがけ崩れが起こっています。こうした急傾斜地崩壊危険個所において、急傾斜地崩壊防止対策事業を促進してください。(岐阜市)
119、濃飛横断自動車道建設について
①ハナノキ、シデコブシ、希少な動植物群のある坂本岩屋堂湧水湿地を通るようなルート計画は見直してください。(中津川市)