2016年9月1日 2:02 am
カテゴリ: 毎日の活動
かかみがはら航空宇宙科学博物館の新展示
博物館としての魅力向上と、予算配分のバランスを
昨日は企画経済委員会の調査に出ていました。朝イチは各務原市の航空宇宙科学博物館。今回はリニューアルに向けて先行導入した飛行運転シミュレーター(写真)や、記者発表されるリニューアル詳細も聞き取りました。(内容は記者発表前なので公開NGだそうです)指摘してきた財政負担についても、経費が少ないシミュレーターにしたことや、予算縮減のため財源確保で色々な工夫をするとの話が出ました。面積は日本一の広さにするそうですが、気をつけるべきなのは今後の維持管理費も同様です。
これまで岐阜県は県財政が厳しいと言って、福祉医療など命に関わるような予算まで削減したことがありました。
未来会館も「大規模な施設だからこそ維持管理にお金がかかる」と休止に追い込まれたこともあります。(市民運動で売却は免れ再開されましたが)こうした立派すぎる施設が十数年間後にどうなったかを考えていくと、いっときの派手なお金の使い方が逆効果になることもあると痛感しました。
急に予算規模が1.6倍の49億円になった6月議会。
私は増額には反対しましたが、議会で議決された以上、住民にとってより質の良い施設にするために必要なことはしっかり申し上げ、責任を持って関わっていきたいと思います。
中川ゆう子