中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

社会福祉法人の方と意見交換

2016年6月8日 7:37 am
カテゴリ: 毎日の活動

県の施策と現場の思いのギャップを学ぶ

「親なき後」という最大の課題

中川ゆう子、午前中は市内の社会福祉法人を訪問。障がい者の働く環境やくらしなど、現場の実態について意見交換をしました。「県が用意している支援施策のメニューは現場の実態や問題意識とは離れている部分が多い」という指摘がありました。特に今後最大の課題となる「親なき後」については、「社会参画を促す」「グループホームを増やしそこに住んでもらう」といったものでは不十分。作業所工賃の大幅引き上げや、利用しやすい後見人制度、窓口をワンストップ化しあらゆる施策に一括して繋いでいける制度づくりなどが必要、とのことでした。

ノーマライゼーションの理念に基づき、障がいのあるなしにかかわらず、能力に応じて働いた分が給料として普通に支払われ、文化的に生活できる社会構造に変えていくことが、「親なきあと」という課題を根本的に解決する方法では、という意見には納得させられました。

範囲が広く、県単独でどこまでの制度設計を求めていけるかはよく整理して考えてみなければなりません。今後も現場の声を聴きながら取り組んでいきたいと思います。(スタッフ)

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