中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

厚生環境委員会の調査報告その②

2019年11月1日 2:32 am
カテゴリ: 毎日の活動

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厚生環境委員会の調査報告その②

瀬戸内国際芸術祭の取り組みを香川県文化芸術局とボランティアこえび隊からお聞きしました。

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※余談ですが、そもそもなぜ「厚生環境委員会」なのに芸術部門の視察なのかというと、、、

厚生環境委員会の所管である岐阜県環境生活部の業務には「文化芸術の振興」が含まれているのです。

岐阜県美術館の休館中の取り組みや、先日の豪雨での雨漏り対策、ノートルダム寺院の火災を受けて防火対策をどうするかも委員会で質疑しました。

岐阜県美術館のリニューアルオープンは明後日11/3です🙌
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この瀬戸内国際芸術祭の特徴として挙げされる「地域型芸術祭」とは、
美術館というハコを使うのではなく、人が住んでいる島で共に生きながらアートを生み出すというもので、日本で生まれた画期的な発想だそうです。

瀬戸内の島々はそれぞれ違った社会的背景があり、文化、歴史も違うため、それぞれの島を舞台にした芸術祭を打ち出しているという。

かなり以前から直島で取り組みがあったという土壌があり、そこからどのようにこの芸術祭を作り上げてきたか学びました。

実例では、空き家が多く高齢化が進んだ女木島では、空倉庫を島で唯一の映画館にしようという作品があり、実際に島民が映画を観れるところが面白い。

実例2つ目は、島は坂道が多いため、島の高齢者にはオンバ(乳母車)がメジャーアイテム。
最後の写真は、そんな島で各個人をイメージしたオンバを作るというオンバプロジェクト。

偶然かわいいオンバに出会えたし島には160台程あるそうだ。
この方はこれから船で病院へ。
高松の三越もこれで行くそう。
日常的に使っていることも含めてアート作品なんですかね。

岐阜県美術館が休館になり、新たな飛び出す美術館の取り組みが行われているのも興味があったのですが、
美術館で額に入って展示されているのだけがアートじゃないんだと、固定観念が一気に崩されました。

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