2015年7月5日 4:23 am
カテゴリ: 毎日の活動
市民学習会のシンポジウムに参加
継続して勉強したい課題
「故郷の川で漁をして、川と共に生きていこうと決めた若者一人食べさせられないで、清流の国づくりとは言って欲しくない」
子どもの頃、川遊びをした経験から鵜匠に憧れ、一度は諦めながらも脱サラをしてチャレンジを続ける若い方の魂の訴えに心が震えました。三足の草鞋で寝る間も惜しみ、川と共に自らの道を切り拓かんとしている、行動が伴った言葉には力があります。長良川河口堰は、鮎やサツキマスの自力遡上数を大きく減らし、汽水域でのシジミや葦などの豊かな生態系を壊してきました。専門家による開門調査の提案がされるも、今だに実現していません。奇しくも、岐阜市が「天然鮎の定義を完全に自力遡上した個体に限る」と大きな決断をしたこともあり、今後清流長良川を巡る議論は、再び活発になることでしょう。今日の長良川市民学習会のシンポジウムに一緒に参加した大須賀前県議と連携しながら、しっかり勉強していきたいと思います。