中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

坂下病院を守りたい

2016年9月29日 12:16 am
カテゴリ: 毎日の活動

突然診療所への規模縮小が知らされて

反対署名2万3000筆超、地元に広がる困惑と怒り

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中川ゆう子、午前中は中津川市へ。市が坂下病院の病床削減と診療所への規模縮小を強引に進める計画が進行中。坂下病院の存続を求め活動をしている市民の皆さんの集まりで、県の地域医療構想の実態と県議会での動きをお話しました。

3月議会で「強制的に削減目標を押し付けるものではない」との答弁を引き出しましたが、根底にあるのは国の医療費削減と、在宅化。削減の根拠になっている「ベッド稼働率」の低下は、診療報酬減による入院日数の抑制があるからで、まやかしがある、という話に皆さん聴き入っておられました。

しっかり知識を身につけ、今後の市への要望活動などに生かしたい、という熱意に胸を打たれました。

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会場からは「ただただ、困る、困る、困る。それだけです」「620人集まった地元坂下での住民説明会で、市に意見をする際91歳の女性から『たのむね』と思いを託された」「坂下では8割以上の住民が反対署名に名前を連ねている。それだけ存続を願う思いは強い」「市は赤字や医師不足を理由に挙げるが、それなら今までどんな努力をしてきたのか。簡単に切り捨てないで欲しい」などの意見が相次ぎました。

また、近隣の南木曽町などの自治体からも坂下病院へ通院される住民の方は大勢おみえで中津川市だけの問題に留まらず、今後高齢化が進む地域の医療全体を見渡しても病床を備えた総合病院の維持は必要不可欠だと感じます。

中津川市の木下律子市議、南木曽町の坂本満町議も参加し、会場から出される意見に耳を傾けていました。連携して県議会でも取り組んでいきたいと思います。(スタッフ)

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中津川市の坂下病院を入院機能がない診療所にする計画が明らかになり、病院存続を求める署名が一気に広がっています。

今日は地元のみなさんの声をお聞きしに中津川市へ。木下律子市議にもお世話になり、急なお願いにもかかわらず沢山の方が集まってくださいました。

「高齢者にとって病院は命綱」という言葉通り、この病院がなくなったらさらに車で30分走らないと病院がない。。。切実な声の連続でした。そしてすぐに県庁に戻り、当局とヒアリング。さすがに往復4時間強の運転はちょっとだけ疲れました。

しかし、県内病院のベッドを3000削減する県の構想が表明され数ヶ月。こんな一方的な医療破壊をスタートさせるわけにはいきません。

中川ゆう子

 

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