2016年9月7日 6:56 am
カテゴリ: 毎日の活動
「安心して働けるのは、職場の中に保育所があるから」
院内保育所連絡会さんが来庁されました
午後からは岐阜県院内保育所連絡会さんが来庁。先日県に出された要望書への回答を聴き、懇談をしました。中川ゆう子も同席しました。
院内保育所は、主に看護師さんの変則的な勤務シフトもあり24時間保育や365日保育に対応をするケースが多いのが特徴。また、病院内施設のため保育士の人員配置も少なく、募集しても中々集まらないという悩みをお持ちです。
今日は保育士さんだけでなく、病院で働きながらお子さんを預けてみえるお母さん達も参加。「県で育てる子どもだから、他の保育園と分け隔てなく扱って欲しい」「病院で働く私たちがもっと安心して職場の保育所に預けられれば、その分現場の仕事に専念できる。公的な役割を担っている点を理解して欲しい」と訴えていました。
また、中川ゆう子も発言。「渡り廊下などで病院本体と繋がっていなければ耐震補強の対象に入らないという国の見解に違和感を覚える。岐阜は南海トラフなど最大4連動の地震が発生すると想定されている。災害時の病院の役割は大きい。別棟であっても院内保育所は病院の施設と考えるよう、国に意見すべきでは」との意見に、県担当課からは「現在の国の判断が正しいかどうか、改めて確認したい」との回答がありました。
全体の話を受けとめ、県担当課から「昨年度も頂いた要望のうち一部は予算要求をした。残念ながら実らなかったが、来年度に向けて再度予算要求していきたい」と最後に回答があり、参加された方も喜んでおられました。
毎年少しずつですが、粘り強い働きかけが県を動かしていると感じられます。今後も引き続き一緒に取り組んでいきたいと思います。(スタッフ)