2016年3月30日 7:03 am
カテゴリ: 毎日の活動
明日へと繋がる、150円
大切な地域のコミュニティとして
「今日頂いた150円は明日、食べられない子が来ても食べられるように準備します。来てくれてありがとう」
これは、長良校区で春休み期間に地域の方が取り組んでおられる「子ども食堂」の、子どもたちへの手紙の一節、とても素敵だと思います。今日は中川ゆう子と、こちらへお邪魔し、スタッフの方から色々なお話をお聴きしました。経済的に苦しい家庭の子ども達だけでなく、地域の居場所として広く門戸を開いておられ、10時から15時までの時間いっぱい、食事だけでなく折り紙やけん玉などの遊びを、みんな笑顔で楽しんでいる様子が印象的でした。
今、子どもたちが置かれている状況は、経済的な貧困だけでなく、いわゆる「心の貧困」、孤独だったり、居場所不足だったり、様々です。また、それは高齢者の方も同じです。こうやって、地域の人たちが主体となって、自然と多世代交流ができる空間づくりはとても求められていると思いますし、そういった観点でも、子ども食堂の意義は重要だと思いました。
今後も、このテーマについては、実際に携わっておられる方の声をどんどん聴きながら、研究と勉強を重ねていきたいと思います。(ス)