2016年3月2日 9:03 am
カテゴリ: 毎日の活動
市内の病院で懇談
医療現場の方と意見交換
中川ゆう子、今日は市内の病院で懇談。岐阜県が6月議会に上程予定の「地域医療構想」について、現場の方の意見をお聴きしました。
先日の高山市のみなさんと、県の担当課との懇談の際にも懸念された「ベッドの削減目標」について、県からは「努力目標であり、強制力はない」との回答がありましたが、医療現場では、「国策の医療費削減の狙いが根本にあるので、最終的には拘束力を持つのでは」との不安があるとのこと。患者さんの命を預かり、同時に病院経営にも責任を持たなければならない立場としての苦悩が透けて見えました。
同時に、救急時に越境入院や、市内でもたらい回しなどが増えていて、患者さん本人は勿論、家族への負担も重く「この状況下でベッド削減はあり得ない」「空きベッドを切り詰めず、多少の余裕を持たせたい」との意見も。
今日頂いた意見もしっかり受け止め、厳しい目でチェックしていきたいと思います。県議を退いた後、産業カウンセラーとして働いている大須賀しずか前県議も、参加してくれました。(ス)