2019年8月29日 4:49 am
カテゴリ: 毎日の活動
視覚障害者問題協議会のみなさんが県へ要望&懇談しました。
私も仲介者として同席。
県は岐阜市鷺山に福祉ゾーンとして障がい者用施設を集中的に整備しており、みなさんからも期待されています。
いまの課題はバス停が遠く移動のバリアをどう解消するかです。
さらには福祉ゾーンで来年開校される障がい者職業能力開発校は、道が狭く歩道や点字ブロックが設置できないことも判明。
期待がある分、参加者から「え、、、」という絶句した声が聞こえました。
それは当然のことで、点字ブロックがなければ行けないと同然。
しかも歩道が作れないということは歩車分離されていないということなのです。
まだ開校までに時間がありますし、ぜひ真のバリアフリーに向け知恵を絞ってほしいと要望しました。
そして毎年議論になるのが、災害時の避難です。
今回も視覚障がい者のみなさんから切実な声が出されました。
要配慮者登録していても特別警報時に誰からも声がかからずどこに助けを求めたら良いかも分からず自宅に居たとのこと。
それがどれだけ不安なことか・・・想像を絶するものです。
実際には個別避難計画の策定が進んでおらず、地域任せでは限界があるもの事実です。が、
それ以前に、何よりご本人に災害時の行動について情報が伝わっていないことが問題だと感じました。
まだまだ避難計画自体が、健康で体力のある健常者目線のものになっているのを自覚せねば。