先日、県博物館の関ヶ原展に行ってきました。特別展の展示スペースはあまり大きくないのですが、鎧兜や陣太鼓、書物など殆どがレプリカではなく本物だったのが印象的でした。経年による痛みや褪せなどが、当時の様子を思わせ、やはり本物はいいなぁ、と思った次第です。

さて、中川ゆう子は今議会でも4項目めで関ヶ原ビジターセンターについて質問します。次から次に規模が上方修正され、雪だるま式に膨れ上がったこの計画。バーチャル映像などでダイナミックに関ヶ原の合戦を再現するとのことですが、折角の「本物の史跡」が霞みはしないか、なんだか勿体無い気がします。

歴史とは、眼に映る物のみから味わうのではなく、時には史跡に立ち、在りし日に思いを馳せる醍醐味もあると思います。想像力を駆り立てる、そんなワクワクする関ヶ原の観光施策であってほしいと願います。(スタッフM)

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