中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

高須輪中へ

2021年7月15日 2:47 pm
カテゴリ: ゆう子の一言

昨日は薩摩藩の宝暦治水で知られる高須輪中へ。

海抜0メートル以下の土地が多く、長年水害とたたかってきた歴史のある地域です。
こうした地域で農業生産を守るためにも治水と用水利用、基盤整備など土地改良区の役割はとても大きいものがあると思います。
数ヶ月前にこの高須輪中土地改良区の組合員や総代の方から地元の松岡市議のもとに、農家が支払う賦課金引き上げを巡って相談が寄せられました。

私もお話を伺いましたが、とくに、長年、水があがらない状況は改善されず自費でポンプを買っているという声や、32億円強の資金がありながらなぜ賦課金の引き上げが必要なのか明確な説明が欲しいという声は印象的でした。

土地改良区は法に基づき組合員から賦課金を徴収できるのですが、滞納した場合は財産の差押をする強い権限もあり、その点では誰もが納得の上で決められていく必要があると思います。

その後、松岡さんとともに法律の専門家や認可権を持つ県へ聞き取りを行うなど勉強と調査を重ねました。

昨日は組合員と県の会合でしたが、農家の皆さんの疑問や不満は解消されず、まだまだ解決の糸口は見えてきません。
私自身の力不足も感じました。

土地改良区は基盤整備によって農業振興と農家の生活の安定を作る重要な存在です。
県はその土地改良区の認可や定期検査する立場です。
本来の土地改良区の目的を皆さんが共有できるよう、県には側面からのサポートを引き続き求めていきます。

 

ご参加いただいた皆さん、県職員の皆さん、場所を提供いただいた土地改良区事務所、そして地元で精力的に動いていただいている松岡市議、ありがとうございました。

中川ゆう子

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