中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

3月市議会が終わりました

2015年3月29日 4:40 am
カテゴリ: 議会質問

定数は3削減

真に「身を切る」とは?

3月岐阜市議会が28日閉会しました。今議会の焦点の1つであった「岐阜市議会の定数を3削減して、41から38にする」議員発議の議案は賛成対数で可決され、来月行われる岐阜市議選から適用されることになりました。

中川ゆう子市議はじめ日本共産党議員団はこの定数削減議案には反対をしましたが、代わりに「岐阜市議の報酬を1割削減する議案」と「岐阜市議の政務活動費を月額2万円削減する議案」を提出。定数削減によりコストカットできる額より、報酬+政務活動費でコストカットできる額の方が大きく、「身を削る」というならこちらの方が理に適っていると提案しました。

市議会議員というのは、その街に暮らす「ひとりひとりの住民」の代表で、構成される会派の数や、議員の数が多ければ多いほど、活発な議論が行われることが期待できます。このパイをどんどん減らしていけば、バックボーンの強い議員や会派だけが生き残っていくことになり、「議会の活性化」という昨今課題となっているテーマにも沿いません。

定数はしっかりと担保し、「身を削る」というなら議員報酬や政務活動費を、というのが、本筋だと思うだけに、今回の結果は悔しい限りです。昨年の号泣県議の一件以来、地方議員に注がれる目はどんどん厳しくなっています。今後も、しっかりと議会の中身や、普段の活動などを様々な方法で、きっちりと届けていけるよう、創意工夫を重ねていきます。

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