2020年4月22日 11:55 am
カテゴリ: 予算分析
2019年度県補正予算案について
国の補正予算は軍亊費を4,000億円以上も追加しています。一方、国民にとって必要な防災・減災対策費も計上。これを受け2019年度県補正予算案では、「防災・減災、県土強靭化の強力な推進」 (合計97億4,800万円)と具体化。二つの事業を計画。(1)「氾濫発生の危険性が高い地域における河道掘削等による洪水対策」(37億4,800万円)、〇水位低下対策、河川堤防の強化対策の実施。
水門側(大垣市)、長良川(関市、美濃市)、加茂川(美濃加茂市)、土岐川(瑞浪市)
飛騨川(下呂市)、庄川(白川村)他 〇砂防堰堤の整備や急傾斜崩壊対策。芥見南山(岐阜市)、乙原(揖斐川町)、寺ヶ洞(郡上市)、小泉2(多治見市)、寺洞谷(下呂市)
(2)交通網と道路の整備(60億円)〇緊急輸送道路の現道拡幅やバイパスの整備。248号(関市)、360号(飛騨市)、岐阜美山線(岐阜市)、金山明宝線(郡上市)他
〇道路インフラの老朽化対策や道路法面の防災対策の実施及び防護柵等の整備による交通安全緊急対策の実施。417号(揖斐川町)、156号(郡上市)、256号(中津川市)、岐阜環状線(岐阜市)、関本巣線、可児停車場線(可児市)、宮清見線(高山市)他。※2020年度県予算案にも基盤整備の推進206億3,800万円の計上があります。その財源の内訳は国庫53億1,700万円、県債109億2,900万円他。