2017年11月8日 12:40 pm
カテゴリ： 毎日の活動
視察の報告が続きますが、午後からは埼玉県に移動し発達障害総合支援センターの取り組みについて勉強しました。
埼玉県では6年前に発達障がいに特化した組織を立ち上げ、この施設は今年1月に開設されたばかり。
岐阜県には発達障害者支援センター「のぞみ」がありますが、埼玉県にも同様の施設があります。
こちらとの違いは総合支援センターは18歳以下の支援を想定し、市町村や支援員の育成に取り組んでいる点。
幼少期からの支援が大切という点に納得ですし、6.7年続けてきたので市町村の受け止めも良いそうです。
興味深かったのは、就労支援（委託）です。
知的障がいを伴わない場合、大人になって発達障がいに気づくケースも多く、
その時に改めて診断し手帳の手続きをすれば支援を受けるのに時間がかかってしまいます。
そのため手帳や診断の有無に関わらず就労支援を受けることができる仕組みになっています。
自己分析などで発達障がいの特性や強みの活かし、時には企業側に仕事の切り出しを求めることもあるそうです。
どの自治体にも共通する課題。
岐阜県の取り組みにもいかせそうです。
中川ゆうこ
