2016年10月26日 4:33 am
カテゴリ: 毎日の活動
岐阜県保育団体連絡会さんと県の懇談
たくさんの現場の実態を聴きました
昨日は午後から岐阜県保育団体連絡会さんが来庁。先日出された要望書に対し、県の回答を聴き、懇談をする場に同席しました。
「認可園と無認可園で保育士の待遇の差が激しい。ベースの保育士給与を上げてもらわないと保育士不足の根本的な解決にはならない」「障がい児保育への補助加算が少ない。学童保育には多くの国庫補助がついているのに。中津川の園の中には、人手が足りず散歩に行けない園もある」「潜在的な待機児童を把握できていない。大垣市内から空いている上石津の園に預けられない場合も、カウント上待機児ゼロになるのはおかしいと思う。実態を見て欲しい」「食物アレルギーのある子を他の子と一緒に食事させるのは、万が一のことを思うと1人での対応は心理的に凄いプレッシャーになっている」など、現場で日々頑張っておられるからこそ見える実態の数々をお聴きしました。
県も「本庁に居て中々わからないこと、育休退園の実態、障がい児保育の大変さ。お聴きできる機会はとても大切で、何か反映できるよう検討したい」と回答しました。現場で感じる違和感、不足していることをダイレクトに県政に反映していくためにも、こういった機会はとても貴重だと感じます。(スタッフ)