2016年8月27日 5:30 am
カテゴリ: 毎日の活動
議会質問が実り、予算化
6月に開設され、2名体制で稼働中
昨日は中川ゆう子と6月に岐阜市鷺山にできたばかりの「岐阜県ひきこもり地域支援センター」へ。現状などをお聴きし、勉強してきました。専門員2名体制で相談などに対応しておられ、開設後寄せられた相談は月に約10〜15件とのこと。しかし、マンパワーでは限界があり、民間の支援団体や市町村の窓口との連携が不可欠とのこと。
ひきこもり支援はまだ不登校の延長線上と捉えられがちで、「福祉」の観点からのアプローチは不足気味。また、電話での会話や対面に抵抗を感じる方も少なくなく、インターネット上でのチャットや、メール、手紙などでの繋がりを持つ支援についても具体的な検討が必要だと感じます。いずれにしても、これだけ広い岐阜県で市町村との連携や、市町村担当者のスキル向上を促すだけでは県の施策としては十分とは言えません。
今後も支援メニューのあり方や人員配置、市町村への働きかけ強化などについて県の担当課に提案していきたいと思います。
また、センターを見せて頂いた帰り、下のフロアの所長さんにも声をかけて頂き、展示してある福祉器具などを見てきました。
形を工夫し軽量化した美濃焼など地場産業とのコラボレーションも見られ、少しの工夫でユニバーサルデザインを実現しているところに感銘を受けました。(スタッフ)