中川ゆう子

中川ゆう子岐阜県議|日本共産党

2026年岐阜県議会第3回定例会(6・7月議会)中川ゆう子一般質問議事録 4解体中の旧県庁舎の跡地とぎふ結いのもりの活用方針及び検討過程への県民参加について

2026年8月6日 3:18 am
カテゴリ: 活動報告

4、解体中の旧県庁舎の跡地とぎふ結のもりの活用方針及び検討過程への県民参加について

【質問 中川】

最後に、現在解体中の旧県庁舎の跡地とぎふ結の森の活用方針及び検討過程への県民参加について知事に伺います。

旧県庁舎の解体工事は、あと約1年半後、令和10年に完了予定と聞いております。2016年に策定された岐阜県庁舎再整備基本構想では、この議会棟と隣の行政棟、それに加え、現在、旧県庁舎の解体工事が行われている、その跡地に塔目として県民サービス棟を造るという構想となっています。

しかし、構想策定から10年が経過しました。社会情勢は大きく変わっております。また、県の厳しい財政状況から見ると現実的ではないと思われ、県民からも県民サービス棟を求める声が大きいとは思えません。県民サービス棟など建物を建設することありきで議論するのではなく、白紙にした上で県財政への負担を抑えることも考えつつ、県民が納得できるあり方について時間をかけて検討することが必要です。

その際には、現在は県主催イベント等以外の集会では使用できないことになっている県庁前の公園、ぎふ結の森の活用の再検討も含め、改めて県庁周辺一帯の敷地の活用について考えるべきではないでしょうか。

そこで知事に伺います。

基本構想における県民サービス棟案は白紙にして、建物ありきでない活用方法を県民参加で検討する仕組みを作るべきではないでしょうか。ぎふ結の森を借りてイベントや集会をしたいという声もあります。ぎふ結の森も一体に活用を検討してほしいと思いますがお考えを、お聞かせください。

【答弁 知事】

平成28年3月に策定されました「岐阜県庁舎再整備基本構想」では、「現庁舎跡地は、県民サービス棟、駐車場、広場としての活用を検討します」とされております。

しかしながら、構想策定から約10年が経過し、この間、少子高齢化の進行、ライフスタイルの多様化、行政手続きのオンライン化や生成AIをはじめとするデジタル技術の進展、近年の著しい建設費の高騰など、社会情勢は大きく変化しているところでございます。

他方で、県庁エリアを取り巻く環境も変化しており、新庁舎20階展望ロビーの土日開放や県庁マルシェの開催など、賑わい創出の取組が着実に進んでおります。また、県庁エリアは、新幹線岐阜羽島駅と金華山岐阜城の中間に位置しており、観光の面からも重要な機能を果たすことができるものと考えております。

こうした中、県有施設の見直しにつきましては、社会情勢の変化等を踏まえ、今後、県民に提供すべきサービスの姿、すなわち「目指すべき姿」を検討した上で、それを実現する手法を「サービスの担い手・手法」、「コスト」、「実現可能性」といった視点で幅広く検討していくこととしております。

このため、旧県庁舎土地につきましても、「ぎふ結の森もり」、岐阜アリーナ、更には北駐車場も含むエリア一体として、県民の皆様にどういったサービスを提供していくべきか、将来像を描いた上で、民間の資金やノウハウの導入も視野に入れ、その手法を検討していきたいと考えております。

今後、基本構想や社会情勢の変化等も踏まえつつ、まずは、県において検討した上で、その内容を県民や関係者の皆様にお示しし、幅広くご意見を伺いながら、議論を進めてまいりたいと考えております。

【再質問 中川】

県庁舎、旧県庁舎の跡地とぎふ結のもりの活用方針について、確認を知事にしたいと思います。

先ほどの答弁で基本構想を踏まえつつとおっしゃいましたが、私はこの基本構想が10年前のものですので、これについても再検討したらいいんではないかと思っております。基本構想を踏まえつつ、どういうサービスが必要か検討するということでしたが、そもそもこの県民サービス棟を巡っては、どんな機能が必要なのかといった議論が後から行われて、なかなかどんな機能を入れるかということが明確にならなかったと記憶しております。それは建物建設ありきだったから、そういう結果になるわけです。これこそ私は箱物行政であり、断ち切るべきだと思います。ぜひこの県民サービス棟ありきではなく、まずはそれを白紙に戻した上で再検討していただきたい。 この点について確認したいと思います。 よろしくお願いします。

【答弁 知事】

基本構想、これを別に白紙に戻す必要はないかなと思っておりますのは、一応、色んな経緯があるかもしれませんけれども、県民の意見を踏まえて作った構想であります。ただし、今、基本構想を作るにあたり、県有施設の見直しにあたって、こうしたものも踏まえつつ、もう一度、それを白紙と言うかどうかわかりませんけれども、県有施設のあり方、状況の変化に基づいて、今県民の皆様にとって、そして将来に向けて、何が一番いいかというのを検討しているところでございますので、この中で検討してまいりたいと考えております。

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