2024年10月9日 2:05 pm
カテゴリ: ゆう子の一言
9/26に朝日大学で弁護士会や学生の皆さんと袴田巌さんの再審無罪を見守るパブリックビューイングに参加しました。
そして今日、正式に静岡地検が控訴権を放棄し袴田さんの無罪が確定しました。
それにしても再審請求から気が遠くなるほど長い年月が経っていることに愕然とします。
裁判所も判断を誤る時はある。
だからこそ公平中立なルールで再審が可能になる再審法改正が必要だと思います。
ちなみに岐阜県議会では6月議会で「刑事訴訟法の再審規定の改正を国に求める意見書」を全会一致で採択しています。
自民党、公明党、県民クラブ(国民・立憲)、そして共産党(私)で議員提案したものです。
この意見書、最初の一文からパンチが効いていて結構好きです。
「冤罪は国家による最大の人権侵害のひとつであり〜」
この意見書採択には、岐阜県弁護士会の皆さまや鴨志田祐美先生の力が大きく、実際に話をお聞きして法改正の必要性を痛感し足並みが揃いました。
次は国会が動く時です。
中川ゆう子