2022年2月10日 9:00 am
カテゴリ: 活動報告
中川ゆう子日本共産党県議会ニュース。2022年2月,No47。(Web版) 1/2。
無料検査が実現 いつでもどこでも誰でも
Q1 中川:自費でのPCR検査に数万円かかり、なかなか進んでいない。変異株はワクチンを接種しても感染が報告されている 。ワクチン接種にかかわらず、無償で検査を行えるようにすべきではないか。A1 感染拡大時での希望する方、全てが無料検査の対象に拡大できる。身近な薬局等における検査休制の確保など、「ワクチン E検査パツケージ」の体制整備に注力していく。
Q2 感染拡大の傾向が見られたタイミングで良いのか。これまでも感染拡大の傾向が見られたときはすでに、感染拡大が止まらない状況でした。
A2 感染が落ち着いている時点での検査では感染率が低いことが想定される。まずは国の制度に基づいて準備する。
[提案しています]
・福祉施設での検査を。・だれもが無料で検査できる場所を増やす。
・自宅療養者ゼロを維持し、医療につなげる。
・病床削減ではなく、医療体制充実への支援を
リニア新幹線トンネル死傷事故
「工事の中断と検証をJRへ強く要請」(知事)
「なによりも工事現場、地域住民の人命と安全が第一であり、安全性が担保できない以上、工事は中止すべきだと考える。まだ検証結果の報告もないうちにスケジュール通りという言葉に違和感がある」と県の姿勢をただしました。県議会の議論を受け、環境影響評価審査会が始まる。
JR東海の報告書をもとに、県は環境影響評価審査会地盤委員会で県独自の検証を進めています。「環境評価審査会地盤委員会」
生活・営業を圧迫する石油価格高騰へ対策を。
灯油購入補助である福祉灯油制度は県内2市の実施予定で、さらに複数の市町村が検討中。取り組みの促進をと質問しました。「機動的な支援を検討するよう、市町村に対して働きかけた」との答弁にとどまり、県独自の支援は見えませんでした。
<他県では>
・愛知県では県内の影響調査を実施。県内事業者、農業、漁業者、交通事業者、社会福祉施設、私立学校向けに県独自の「原油・原材料価格高騰対策」を幅ひろく実施。・鳥取県などでは市町村の灯油購入補助制度の助成
「連絡調整会議、設置される」
知事は「部局横断的な連絡会議を設置したい」と答弁。更に「国の特別交付税は、福祉灯油だけでなく、社会福祉施設の暖房費の助成、福祉施設への助成なども活用できる。連絡調整会議で、市町村に働きかけるだけでなく県としても活用できる方針も盛り込むように」と求めました。
決算委員会 県民の皆さんの声を届けました。
・財政難と言いながら大幅な黒字
例年は50~70億円の黒字ですが、昨年度は211億円の黒字。国の交付金の制約も問題です。貧困が広がる中、 支援を必要とする人たちのために使うべきでした。
・県債(県の借金)
増加する借金の要因は国直轄道路の地元負担金が最大の要因。老朽化した道路の修繕や通学路等の維持管理に予算を。県庁建て替えも問題。・コロナ禍で病床が足りないのに削減
県は交付金により病床(ベッド)削減を促進。3病院で実施。コロナ禍を教訓に医療体制と予算の充実を・県主催の大規模イベントの見直し
多額の税金を費やし地元住民や県職員の負担が大きい。命や暮らしに直結する生活応援施策に転換を。[質疑の一部をご紹介]
・少人数学級の拡大について教室不足校へも対応を→市教委に確認し連携して進めていく
・特別支援学校の設置基準が作られた
→ 県の対応は‚全学校に対し確認作業を進め 、現場の意見を取り入れながら対応したい 。
・性犯罪の認知件数と性暴力被害者支援センターへの相談件数と差について
→センターへは強制性交164件 、強制わいせつ219件の相談 。県警では認知件数51件、検挙数39件(2020(令和2)年度実績) 刑法では、明らかな暴行や脅迫がないと犯罪としないも大きな要因。被害者の心情に配慮して全警察署に女性職員を配置していきたい。
・道路の補修や安全対策への地域要望は非常に多い。維持管理費は要求に十分こたえる額に。
・国直轄道路建設の県負担分約169億円が高すぎる。県の見解は
・安価な家賃である公営住宅のニーズは大きい。エレベーター設置など住環境の改善をなど
・都市公園での除草剤散布について。国のガイドライン順守を。
[この間、取り組んできた主な活動]
中川ゆう子が日々の活動の中でいちばん大切にしているのは、地域を歩き、そこで住む人と話し、くらしに関わる様々な課題を議会に届けることです。どんな小さなことでも、お気軽にご柏談ください[県政を学ぶ]
議会ごとに、皆さんと県政を学んでいます。県議会の報告や意見交換しながら議会活動に活かします。
[請願の紹介議員になりました]
皆さんの声を請願として県議会に提出します。請願が力となり生理用品が全県立学校に常備されました。
[福祉医療制度の維持を]
岐阜県腎臓病協議会の皆さんに陳情をいただきました。災害時や介護施設での透析の課題をお聞きしました。
[安心できる医療を求めて]
高い医療費の相談を受け本村衆院議員とともに東海北陸厚生局へ。国、県、市の議員と共に連携して動きます
[街頭宣伝を続けています]
コロナ禍で住民の皆さんの訴えや声をお聞きする大切な機会です。お気軽に声をかけてください。
[観光産業を守る感染対策を]
委員会で高山市、医師会と懇談。厳しい医療体制の実態や観光地ならではの対策の難しさをお聞きしました。
[もっと利用しやすい百年公園に]
遊具の改善や駐車場の早朝開放など、子どもから大人まで利用できる憩いの公園を、と県と懇談。
[視覚障がい者が暮らしやすい社会を求めて]
視覚障がい者問題協議会の方々が福祉制度や安全な道路整備などを要望。盲養護老人ホームが実現しました。
[県独自の子育て支援策を]
小規模保育連絡協議会の方々が、保育料補助の拡充や一歳児6対1の職員配置基準の改善を求めて要望。
[コロナ対策の緊急要望を提出しました]
感染力の強い変異株の感染拡大と飲食店の時短営業要請を受けて、医療体制の拡充と暮らしを守る施策について緊急に要望しました。ご意見をお寄せください。
・自宅療養ゼロを堅持するための療養施設の緊急増設
・3回目のワクチン接種の前倒し実施
・PCR無料検査の分かりやすい広報と検査場所の増設
・感染者、濃厚接触者への休業補償の実施
・飲食店に限定せず幅広い減収補てんの実施